コンテンツへスキップ
代表挨拶

代表からのメッセージ/開発ストーリー

オーガニックサイエンス 代表 鎌田貴俊

 

マグネシウムという栄養に着目した製品「マグバーム」が誕生した理由

 

さまざまな不調に苦しんだ経験のある
オーガニックサイエンス代表・鎌田自身がマグネシウムの重要性に気付き、欧米のマグネシウムサプリメントやクリームを使ってみた体験から
その素晴らしさを実感したことがマグバーム開発のきっかけでした。


欧米の著書、特にDr. Mark Sircusの「Transdermal Magnesium Therapy」や、Dr. Carolyn Deanの「The Magnesium Miracle」などにも大きな影響を受けました。

マグネシウムは下剤としても作用するため、高濃度で胃腸系を通すと吸収率が悪く、胃腸の弱い私は経口タイプが苦手ですぐに下痢を引き起こしてしまうため、より経皮吸収タイプを愛用してきました。

しかし欧米のアイテムは、パラベンなどの防腐剤や合成界面活性剤を使用していたり、水分と油分が分離していたり、匂いがきつかったり、使用感がベタベタだったりと、なかなか心から納得できる製品がなく、ついに自分自身で開発するに至りました。
マグバーム2
マグバーム開発を始めた2017年当時は、経皮マグネシウム製品は欧米では一般的でしたが日本ではエプソムソルト以外はほとんどありません。

特に化粧品などを製造する工場ではマグネシウムを製品化した経験がなく、サンプルをつくることすら難航しました。

開発にあたり、一番苦労したのはマグネシウムが皮膚に与える刺激(ピリピリ感)と、油分と水分の分離の問題です。

マグネシウムを高濃度で含むローションなどの水溶性のものは、直接マグネシウムが皮膚に接触するためかなりヒリヒリする傾向があります。(アトピーなど傷がある場合は激しい痛みが走ります)

試作とモニタリングを何度も繰り返した結果、油分の配合を工夫しうまく膜として機能させることで、肌への刺激を圧倒的に少なくすることに成功しました。同時に優れた保湿力も持ちます。

またマグネシウムを高濃度に含むと、油分と水分が分離するため製品の安定性や使用感などに問題があったのですが、マグバームは合成界面活性剤を使用することなく100%天然由来成分を使用し、滑らかな使用感や安定性を実現しました。

開発開始から1年以上の間、試作依頼した5社は製品として安定化することができず断念しましたが、最後の1社でようやく製品化することができ、関係者の皆様の努力に本当に感謝致します。

成分を妥協することで問題を解決することは容易ですが、私共は100%天然由来成分でお客様に長期にわたって満足していただけることを目指し、お客様の声に正面から向き合いながら日々製品改善、開発を続けて参ります。

※2021年10月1日おかげさまで、日本オーソモレキュラー医学会より正式に推奨製品として認定いただきました。

この度、厳しい審査を経て認定していただけたことを非常に光栄に思います。

また、同時に重い社会的責任を感じております。

現在は、医学会を通じて世界のマグネシウム研究者と最新の研究結果を共有しながら開発・改善を進めており、さらに安全性が高く、より人々の健康に貢献できる製品・サービスを提供できるよう努めて参ります。

※オーガニックサイエンスでは、どのような種類のマグネシウム(塩化マグネシウムや硫酸マグネシウム等)を使用し、どのような形状(バーム、クリーム、ローション、ジェル、バスソルト等)で、どのような濃度を用いれば、使用者のQOL(Quality of life)が最大化できるかの研究試験を行なっており、最新のデータを踏まえた勉強会をクリニックのスタッフ向けに行なっております。
提携クリニックでの勉強会の様子