記事: ドクターインタビュー:ながい正彦歯科 院長・永井正彦先生
ドクターインタビュー:ながい正彦歯科 院長・永井正彦先生
今回は、鹿児島市「ながい歯科クリニック」の永井正彦院長を訪問しました。
永井先生は、「歯を削らずに治す」という新しい考えを積極的に取り入れている先進的なドクター。口腔まわりの筋肉の過緊張がもたらす様々な課題を、マグネシウムの力で緩和することに着目され、マグバームを使ったアプローチを試していただいています。
最近増えているのが、顎関節症で悩む方とのこと。「あごが痛む」「口が開かない」「あごを動かすと音がする」などの症状があてはまる方がそれにあたります。
ぜひ、以下の設問にから顎関節のチェックをしてみましょう!
合計点数が8.6点以上では顎関節症の危険あり(杉崎正志、他2007)
Q1. 口を大きく開いたとき、人差し指から薬指を並べた3本指を縦にして入りますか?
- すっと入る 2. ほぼ入らない 3. どちらともいえない 4. やや困難 5. 全く入らない
Q2. 口を大きく開け閉めしたとき、あごの痛みがありますか?
- 全くない 2. たまにある 3. どちらともいえない 4. しばしばある 5. いつもある
Q3. 口を大きく開いたとき、まっすぐに開きますか?
- いつもまっすぐ 2. たまに曲がる 3. どちらともいいえない 4. しばしば曲がる 5. いつも曲がる
Q4. 干し肉、するめ、タコなど硬いものを食べるとあごや顔が痛みますか?
- 痛まない 2. たまに痛む 3. どちらともいえない 4. しばしば痛む 5. いつも痛む
特にこの10年で増えており、原因としては情報化社会におけるストレス下にパソコン・スマートフォン等の操作時間の長時間化、運動不足などが関連していると言われています。
症状によっては、薬だけで治りますが、再発を繰り返す人やマウスピース療法や理学療法でも治らない人は、歯の接触時間をなるべく減らす療法を取り入れます。
その際、ストレスからくる筋肉の過緊張の持続や、不良な噛み合わせ、歯軋り、弱い関節の構造などから起こる、不必要な力みなどを管理しながら行います。
顔まわりの筋肉(咬筋、下顎頭、側頭筋、胸鎖乳突筋など)がリラックスしていることが非常に重要になりますので、ぜひマグネシウム等を用いたセルフマッサージもおすすめします。
ながい正彦歯科 鹿児島県鹿児島市名山町10-4 099-225-0909 院長:永井正彦 鹿児島市出身、横浜市鶴見大学歯学部卒業、鹿児島大学歯学部歯周病科にて助手を経て、米ペンシルベニアで短期研修を終了後、鹿児島市名山町で開業。 現在、全身を整えて行い歯科医療の研鑽に努めている。 |